世界の歌姫、レディー・ガガ(28)が12日、米国から来日。“お尻丸見え”の過激すぎる衣装で、成田空港に集まったファンの度肝を抜く一方、関係者は安堵した。というのも予定より1日遅れの来日のうえ、体調不良との噂があり「来日しても第2のポール・マッカートニーになってしまうのでは?」と心配されていたから。元気そうな姿に、そんな不安は吹き飛んだ格好だ。

 ガガの来日は、今回が約9か月ぶり8度目。これまでも空港では奇抜すぎる“ファッションショー”を繰り広げてきたが、この日は待ち構えた約400人のファンが一瞬絶句するほど、過激なものだった。

 一見するとド派手なボディースーツに身を包んでいるだけのようだが、よ~く見るとスケスケ。バストトップは貝殻模様、股間に至っては花柄のスパンコールで隠しているだけだ。お尻には申し訳程度にヒモが1本あるのみで、ガガの“生尻”が見放題といううれしい状態になっていた。

 こんなきわどいファッションに身を包みながらガガは、他人の視線などまるで気にする様子はなく、約5分間サインをしたり、記念撮影に応じたりとファンサービスを展開。その後、「アイシテマス、ジャパ~ン!」と投げキッスをして、宿泊先に向かった。

 かつて心配された激太りもすっかり解消し、すこぶる元気な姿を見せたガガだが、来日直前は、体調がかなり心配された。

 6日には約1600メートルの高地にある米コロラド州デンバーでライブを行った後、高山病にかかってしまい入院したという。酸素マスクをしている姿を自身の写真共有サイト「インスタグラム」に投稿していた。

 その後は米国でライブをこなしたため、体調は戻ったかと思われた。だが「実は当初、来日する日は12日ではなく11日の予定だったそうです。でもガガが急きょキャンセルしたため、本当に日本に来てライブができるのか?とちょっとした騒動になりました」と洋楽ライターは明かす。

 日本の音楽業界にとっては、たった1日とはいえ、来日が遅れたとなると敏感にならざるを得ない事情がある。それは5月に来日したポールが体調不良のためライブをキャンセルという事態が起きたばかりだからだ。一部からは「まさかガガまで…」と心配する声が上がった。

 今回は13、14日に千葉・QVCマリンフィールドでのライブが予定されている。関係者は「ホントに来るのか」とひやひやしていたが、心配を吹き飛ばすかのように元気いっぱいだった。

「来日が遅れた真相は、本当に大したことない理由でしょう。海外の大物スターは気まぐれですから」(同)

 現在ワールドツアー真っ最中。16日には韓国公演が予定されており、日本滞在はわずか数日となる見込み。それだけに今回は、その一挙手一投足に注目が集まることになりそうだ。