夏の音楽フェスティバル「ワールドハピネス」が10日、東京・江東区の「夢の島公園陸上競技場」で開催され、PUFFY(吉村由美=39、大貫亜美=40)、きゃりーぱみゅぱみゅ(21)、元YMOの細野晴臣(67)と高橋幸宏(62)らが参加した。

 オープニングステージを務めたのはPUFFY。「シャワー浴びてくる必要がなかった」(吉村)と言うほどの土砂降りのなか、米国のロックバンド「Green Day」のヒット曲「Basket Case」や「アジアの純真」などを歌い、フェスの開幕を告げた。

 その後、きゃりーぱみゅぱみゅが、水色とピンクを基調にした衣装で登場。2年前に参加したときの印象を「大人なお客さんが多くてめっちゃアウェーでした」と話したが、今年は子供連れの家族らを巻き込んで「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」などを歌い上げ、会場を盛り上げた。

 フェスのトリを飾ったのは元YMOの2人だ。2008年の第1回開催以来、坂本龍一(62)とともに3人で出演してきたが、今年は坂本が中咽頭がんのため欠席。それでもYMO時代の曲「中国女」「CUE」を披露し、オールドファンを喜ばせた。