「これは奴隷契約」安室奈美恵 超強気な独立騒動の裏

2014年08月07日 07時10分

今度は「本気」の独立要求に出た安室

 1990年代後半から一線で活躍し続けて“アムラー現象”まで起こした歌姫・安室奈美恵(36)に突如、事務所独立騒動が持ち上がった。92年に契約を交わしてからずっと所属している「ライジング・プロ」からの独立を安室が強く望んでいるという。安室、そして事務所にはいったい何が起こっているのか? 事務所に対し、ここまで強気に出ている理由も見えてきた。

 6日発売の「週刊文春」によると、今年5月、安室はライジングの平哲夫社長(67)、関連会社「ヴィジョン・ファクトリー」の幹部ら数人の前で突然「事務所を辞めたい」「独立したい」「これでは奴隷契約です」などと直訴。さらに後日、税理士を同伴して、印税配分や報酬を上げるなど、安室にとって都合の良い条件ばかりが書かれた「提案書」を突きつけ、2017年2月末まで残っている契約条件の変更を迫ったという。

 安室とライジングは蜜月関係かと思われていたが、平社長が01年に脱税で逮捕されたころから安室が不信感を持つようになり、関係はギクシャクし始めたという。

 ある業界関係者は「10年も前からゴタゴタはしていた。ギャラが低いとか、マスコミから守られないなど、いろいろと文句を言いだしてはいましたね。こういうのは、初めてではないですが…」と独立自体を望むのは過去にもなかったわけではないという。昨年も安室の不満が大爆発。その時は独立を画策してはみたが、踏みとどまったという。だが、今回の本気度はかなり高い。

「すでに新個人会社を設立。弁護士を立てて、当事者間の話し合いを拒否している。ライジングとしては事が荒立つことを望んではないが、だからといって安室から出された提案書はなかなかのめるものでもない。それに対し安室は一歩も引くつもりはない。裁判になることも辞さない構えで、現時点では法廷闘争への突入が濃厚とみられている」と音楽関係者。

 それにしても安室が言ったと報じられた「奴隷契約」とはあまりにも強烈な言葉だが、そんなに悪条件で働いていたのか。安室にしてみれば、20年以上、事務所に貢献したのだから、もう解放してほしいという気持ちもあるのかもしれない。

 だが、芸能プロ関係者は苦笑交じりに「奴隷契約」を真っ向から否定する。


「安室の年収は億単位。事務所との取り分も平均的で“奴隷”なんてことはない。普通に見れば十分“セレブ”ですよ。ライジングの売り上げの多くを安室が叩き出している。それと同時にライジング内で安室の発言権は絶大で、ワガママも押し通せる状況です」

 芸能界の歴史を振り返ると、所属タレントによる独立や移籍騒動にはほとんどのパターンでもめ事が付いて回った。最近では前事務所といまだにトラブルを抱えている美川憲一(68)、ちょっと前では独立を強行して干された鈴木亜美(32)などがいい例だろう。だが今回のケースは、安室は紛れもないトップスター、一方のライジングも業界大手とあって、大きな衝撃が走っている。

 安室も独立を強行すれば一気に干される可能性は十分にあるが「そもそも現在の安室はメディアに露出しておらず、主な活動はライブ。チケットを取ることが難しいアーティストの一人です。仮に干されたとしても、活動に影響はないと踏んで強気に出ているのかもしれない」と前出関係者。

 安室は14年のライブツアーを今月22日に静岡エコパアリーナでスタートさせ、12月18日の愛知・日本ガイシホールまで約4か月にわたって36公演を行う。すでにチケットを発売していること、安室のライブを楽しみに待っているファンがいること、ライジングとの契約がまだ残っていることから、独立騒動でツアーのスケジュールが変わるなんてことはないが、その場で安室の口から直接ファンに報告はあるのだろうか。