笹井氏自殺現場に遺書3通 小保方氏は大変なショック

2014年08月05日 15時08分

理化学研究所の加賀屋広報室長が会見

 STAP細胞論文の共同執筆者で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB=神戸市)の笹井芳樹副センター長(52)の自殺を受け、理研の加賀屋悟広報室長が5日午後、文科省で記者会見した。

 

 加賀屋氏によれば、この日午前9時前に先端医療センター研究棟内の階段の踊り場で、首をつっている状態の笹井氏を職員が発見。警察に通報後、病院に搬送されたが、午前11時3分に死亡が確認されたという。

 

 笹井氏の研究室内にある秘書の机には、総務課長と人事課長宛ての遺書のほか、自殺した現場には3通があったという。

 

 現場の3通の宛名は「プライベートなところがあるので。今日のところは控える」と公表しなかった。現場状況から事故や他殺の可能性はないという。

 

 笹井氏はSTAP騒動後、同センターに引き続き勤務していた。取材が殺到しており、加賀屋氏は「心身ともに疲労していたことは事実。(体調が)大変な状況なので、(取材は)お断りさせてもらいたいということで(広報側は)把握していた」と説明した。

 

 小保方晴子氏(31)はSTAP検証実験に参加するため、自殺現場となった先端医療センターに隣接するCDBに、この日午前9時以降に出勤しているといい、「大変なショックを受けているので、サポートしていきたい」(加賀屋氏)とケアに努めているという。