少女時代“妹分”の「広島原爆投下」演出PVを所属事務所が釈明「気づかなかった」

2014年08月01日 21時48分

問題の「Red Velvet」のPV。下は新聞の拡大画像(インターネットから)

 韓国の新人アイドルグループ「Red Velvet」のデビュー曲「Happiness」のPV内に広島への原爆投下や9・11に関する演出があった問題で、所属事務所のSMエンタテイメントは1日、韓国メディアに対し「気づかなかった」と釈明した。

 

 問題のPVでは英字新聞のコラージュが登場する際「JAPS HIROHITO」との昭和天皇への言及や「JAPS HIT BY ATOMIC BOMB」と広島の原爆投下に関する見出しなど日本に関する紙面ばかりを使用。さらに別の場面では世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んでいる画像を使用した「9・11」を思わせる演出があったことで、日本のファンを中心に批判を呼んでいた。

 

 地元メディア「ノーカットニュース」によれば、この事態を受けSMエンタテイメントは1日、「PVの監督に連絡してみたところ、単にもともとあるコラージュを使ったもので何の意図もなかったと言われた」と他意がなかったと説明。さらにSM側も問題の演出には気づいておらず「できるだけ早く修整し、今後はこのようなことがないように気をつけたい」と今後の対応策を話したという。

 

 もっとも星の数よりも多い英字新聞の見出しの中、日本の敗戦や広島の原爆投下に関する見出しの新聞ばかりを使ったことは偶然とは言いがたい。ひとまず知らぬ存ぜぬでこの事態の沈静化を図ろうという意図が見える。

 

 一方、PVに対する日本国内からの怒りの声は止まらない。特に怒りをあらわにしているのが意外なことに東方神起、少女時代など韓流アイドルを応援しているファンだ。

 

「反日はなんとか許せたけど、さすがに広島の原爆は…」と多数の犠牲者を出した悲劇をPVに使用する無神経さにあきれる声や、国内の嫌韓風潮で肩身を狭くする場面も少なくない中、自身の応援するグループが「Red Velvet」のとばっちりを食らってはたまらないとの声もある。またファンは韓流アイドルがデビューまでの下積みが長いことをよく知っており、グループには同情しながらも、せっかくの晴れ舞台を台無しにした所属事務所の落ち度を糾弾する声は後を絶たない。

 

 4日の正式デビュー前に早々と“反日”のイメージがついてしまった「Red Velvet」。メンバーの一人であるスルギは日本語が得意と今後の日本デビューもにらんだ戦略もあったが、原爆など日本国民にとって重要な問題を軽々しく扱ったことで、厳しい状況に追い込まれそうだ。