今回の「僕らの音楽」「新堂本兄弟」打ち切りにトドメを刺したと噂されるのが、某人気アーティストだ。といっても、本人に全く非はなく、所属事務所と2番組のプロデューサーが大モメしたとされる。


 今春、このプロデューサーの担当番組に出演した同アーティストの“扱い”について事務所側が注文をつけたところ、プロデューサーは激高し「そんなこと言うなら、あんたらの事務所は出入り禁止にするぞ!」とまくし立てたという。


 こうなると、事務所側も黙っていられない。ある音楽関係者によると「売り言葉に買い言葉で、事務所側もフジからの全面撤退をチラつかせたというんです。その事務所は業界大手。そんなことされたら、フジは大損害ですよ」。


 ちょっとした物言いから始まった騒動は波紋を広げ、収拾がつかなくなった。最終的にはトラブルを聞きつけたフジの亀山千広社長が事務所側にわびを入れ、収まったという。「その時点で亀山さんの頭には今回の“プロデューサー切り”の構想があったのかも」(同)


 同プロデューサーは過去に、某人気アイドルグループのリーダーを好きになり「私と付き合うか、二度と番組に出ないか、選べ!」と要求したり、「3人組バンドのボーカルに告白してフラれ、その腹いせにバンドをしばらく出禁にしたこともあった」(別の音楽関係者)という。