歌手・田原俊彦(53)と演出家・テリー伊藤氏(64)が29日、東京・港区の東京ミッドタウンで行われた、トヨタ「世界にひとつだけ“空色&若草色のクラウン”特別展示イベント」にゲスト出演した。

 本紙が報じたように“空回りキャラ”で再ブレーク中の田原は登場するなり、「元気ですか~?」「イエイ! イエイ! イエイ!」と超ハイテンション。その後も会話の途中で「ハッピークラウン」「クラウン、バンザーイ!」と叫び、空回り気味ながらもイベントを盛り上げた。

 囲み取材で報道陣から「再ブレークと言われてますけど」と問われると、田原は「何ですか、再ブレークって? 気のせいですよ」と謙遜した。

 露出増の理由については、6月に新曲をリリースしたことを挙げ、「宣伝が集中してなんとなく出てるなって感じになっちゃってるだけ」とサラリ。「テリーさんとかと一緒にお仕事させていただいて、たくさん出る機会が増えて、そういうふうに言っていただいている。ファンの方が喜んでくれているのでそれが何よりです」と感謝した。

 そんな田原にテリー氏は「いろいろあったから、味が出てきてるんじゃないですかね。面白いことも言うけど、繊細な部分もたくさん持っている。90%はエロでできてるけど、あとの10%はちゃんとしてる」と分析。これに田原は「昔からエロですから。エロをやめたら隠居ですね」と話した。

 イベントでは終始、空回り気味だった田原は「生放送はダメ。慣れてないので、あがる。たまにしか出ないので、たまったものが出ちゃうんですよね」と苦笑いしたが、テリーは「その空回り感が持ち味ですから。空気は読んでません!」とフォローした。

 大みそかの紅白出場には「毎年トライはしているんですけど、今年もシングルを出して、それを引っさげてコンサートをやる。いい結果が出るように僕らしくやっていきたい」と真面目な表情を見せたが、すぐに「最終的には年末にダウンタウンの(絶対に笑ってはいけないシリーズ)に出られればいいかな。なんでやねん!」とノリツッコミで笑わせた。