俳優・池内博之(37)やソニン(31)らが出演する舞台「三文オペラ」の制作発表が24日、都内で行われた。

 主演を務める池内は、会見にステッキを持って登場。このステッキは有名デザイナーである故アレキサンダー・マックイーン氏の関係者からもらったもの。

「『三文オペラ』の舞台をやるって言ったら喜んでくれて、これをいただきました。稽古場でも使っている」とお気に入りの様子。舞台でも使いたいそうだが「この劇で使うのは象牙なんです。演出の宮田慶子さんからは『(上から)塗っちゃえ!』と言われたけど、高いですから」と苦笑い。

 共演するソニンは、文化庁の海外研修制度で一昨年から1年半にわたり米ニューヨークに演劇留学。これが帰国後、初舞台となる。

「こういう会見も1年半ぶりで、どういうことを話していたか記憶にない。『日本の芸能界ってこんな感じだっけ?』と感覚を取り戻しつつやっている。新人のつもりで頑張りたい」

 舞台は9月10日から28日まで東京・新国立劇場で行われる。