V6岡田主演「軍師官兵衛」視聴率急上昇の秘密

2014年07月27日 09時00分

 V6の岡田准一(33)が主演するNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が23日放送分で19・4%を記録した。近年の大河の視聴率からすれば、久々のヒット作になりそうだが、ここにはやはり「岡田だからこそ」という強みも見えてくる。

 昨年は主演映画「永遠の0」をヒット作にし、今年は大河と、主演するすべての作品とまでは言わないが、確実にヒットを飛ばし続けている岡田。この状況に、ある制作会社関係者は「岡田だからこそというか、岡田のジャニーズでの立ち位置がこの数字が生んだといってもいいでしょう」と分析する。

 所属しているジャニーズのグループ「V6」は1年に1枚のシングルを出す程度と、ほとんど活動らしい活動はなく、数年前は解散まで取りざたされたグループだ。

「グループ活動を主に置いていないし、こういってはなんだけど、ジャニーズ内でも重きを置かれていないというか、うまくやっててくれという立場。だからこそ、使う側としては都合がいいんですよ」と同関係者。

 仮に今回の主演がジャニーズが一押しするグループのメンバーだったら、こうはいかない。

「事務所から『やりすぎだ』とか、『ああしろ』『こうしろ』と、いろいろな注文が入る。ドラマにしろ、映画にしろ事務所がキャスティングから演出まで、口を挟みすぎて、作品がボロボロになるケースは結構、多いんです」と同関係者。

 特に今回の「官兵衛」では、牢獄にとらわれているシーンがあった。その回はセリフはほとんどなし。髪、ヒゲはボウボウで、顔は泥だらけ。とても主役とは思えないほどボロボロだ。イチ押しグループのメンバーならば、イメージが崩れるなど注文も出そうだが、岡田はこの“汚い”シーンをやりきった。

「今回は岡田といういい具合のポジションの俳優だからこそ、ある意味でリアル感が出せたんでしょうし、視聴者もついてきたのでしょう」と同関係者は言う。

 ジャニーズタレントの中でも数少ない演技派の1人と言われる岡田。

「だからでしょうか、映画では出資会社のお偉いさんを口説くため、あの手この手をつかいますが、意外と岡田くんのウケは悪くないんです。ジャニーズタレントなんだけど、らしからぬ雰囲気があるんでしょうか。映画を作るときにも主演や準主演クラスでもめると、『岡田君はどうかな?』と名前が挙がる。意外と隠れモテ男的なところがあるんですよ」とは別の制作会社関係者。

 高視聴率報道はさらなる高視聴率を生む傾向にある。まだまだ「官兵衛」の勢いは止まらないだろう。

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