元AKB48篠田麻里子(28)がアドバイザーとして活躍したファッションブランド「ricori(リコリ)」が15日に全店閉店した。

 これを受け篠田は16日、自身のツイッターを更新して「閉店する事になり大変驚いています」と苦しい心境をつぶやいた。

「私 篠田麻里子も去年までアドバイザーとしてお手伝いしていただけに残念です。今までricoriを応援してくれたみなさんありがとうございました」と、あくまでも昨年までの〝つながり〟を強調しつつ、無念さをにじませる。

 閉店はこの日、同社のブログなどで「誠に突然ではございますが、2014年7月15日付をもちまして、ricoriは全店閉店いたしました。これまでご愛顧をいただきましたことに、心から感謝いたします。ありがとうございました」と告知。

 2012年12月に設立し、篠田がプロデューサー兼デザイナーに就任。昨年2月の「ルミネエスト新宿店」を筆頭に、同3月「HEP FIVE店」(大阪市北区)、「心斎橋オーパ店」(大阪市中央区)、同8月「博多阪急店」(福岡市博多区)と立て続けに店舗をオープン。インターネット販売にも商いを広げた。

 元AKB48で「時代の寵児」として、もてはやされたファッションリーダーの篠田がシンボルの「ricori」は、話題になった。

 今年2月28日からは「ルミネエスト新宿店」オープン1周年を記念し「マルイジャム渋谷店」が期間限定オープンしたばかりだった。

 しかし、話題は集めたが、売上は伸び悩み、昨年8月には心斎橋オーパ店が閉店(HEP FIVE店と統合)。そして15日の全店閉店となった。