俳優の浅野忠信(40)、女優の二階堂ふみ(19)が15日、東京・新宿区の新宿ピカデリーで映画「私の男」(公開中)の「モスクワ国際映画祭」受賞記念凱旋舞台あいさつを行った。
 
 映画「私の男」は先日行われたモスクワ国際映画祭「最優秀作品賞」「最優秀男優賞」をダブル受賞。
 
 熊切和嘉監督(39)と、3人そろい踏みしての舞台あいさつに浅野は「こういう機会はなかなかないのでうれしい」と笑う。「いまだに友達から祝福のメールが来ます。何よりもうれしいのは受賞を機に、たくさんの人が見に来てくれること」と感慨深そうだ。
 
 最近、海外での受賞も増えるなど“世界的女優”としてのステップを順調に歩んでいる二階堂は「賞をいただけるのは素直にうれしい。自己形成になっている映画。その映画に関われることに幸せを感じています」と思いを明かした。
 
 イベントでは観客からの質問を受け付けるコーナーもあった。映画は濃厚なラブシーンもあるが、男性観客の1人は浅野に「興奮しなかったのか」ときわどい質問。浅野は「友達にもよく聞かれるんですよ」と苦笑い。

「仕事モードの時は意外とないんですよ。もちろん興奮するんですけどね。男はそういうところ気になりますよね」とクールだった。