5人組アイドルグループ「ベイビーレイズ」が13日、東京・日比谷野外大音楽堂で行われたワンマンライブ「ベイビーデイズ伝説の雷舞!―頑虎徹―」内で、2周年記念ライブ(9月19、20日)までに1万人の署名が集まれば、12月18日に悲願の日本武道館ライブを開催すると発表した。


 NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を歌唱したことで知られる同グループは、“デビューから2014年までに日本武道館ライブを行えなければ解散”を公約としている。この日のライブポスターには「ベイビーレイズってどうせ武道館やれずに解散するんだろ?」と、解散をにおわす文言も記されていた。

 残り5か月となり、焦りもあったメンバーたちは、この日の発表に涙。ライブを見に来ていた先輩グループ「9nine」の川島海荷らも手を叩いて祝福した。ただ署名が集まらなければ武道館ライブを行うことはできず、グループは解散となる。崖っ縁であることに変わりはないが、少なくとも希望は見えた。

 林愛夏(18)は「絶対、武道館に行きます。ベイビーレイズをよろしくお願いします」と新たな公約達成を宣言した。アンコール最後の曲はこの日2度目となるデビュー曲の「ベイビーレイズ」。歌詞のように、最後に胸を張って笑えるためにはファンの協力が不可欠となる。