元AKB48で、モデルの光宗薫(21)が10日、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO―BAY」で、ファッションブランド「Hollister(ホリスター)」ショップのオープンセレモニーに出席した。 

 6月に自身のツイッターで左ヒザにギプスを着け、松葉づえをついた写真をアップした光宗は「先月、交通事故に遭ったんです。自転車に乗ってたんですけど、車とソフトにぶつかってしまい、倒れて自転車の下敷きになってしまって。少し靱帯をやってしまったけど、1か月くらいで治りました。今は全然、大丈夫です!」と笑顔を見せた。

 2011年に日本最大級のファッションイベント・神戸コレクションのモデルオーディションでグランプリを受賞した光宗。同年、AKB48の13期生として鳴り物入りで加入したが、周囲からの重圧などで体調を崩し、12年10月にグループ活動を辞退した。

 しばらく芸能活動ができない状態にまで陥ったこともあり、今年3月のイベントはAKB関連の質問をNGにするピリピリムードだった。だが、4月に現在の事務所に移籍した後は、堂々と“過去”に向き合っているという。

「イベントなどで配布される光宗のプロフィルには“スーパー研究生”として話題となった過去やAKB48の活動を辞退したことも隠さずに記載している。本人は『(AKB時代は)“スーパー研究生”と言われるのが嫌だった』と過度な肩書が活動を辞退する一つのきっかけだったと明かしている。いい思い出ではないはずだが、『成長の場だった』と今は乗り越えたようです」(出版関係者)

 最近では、抜群のスタイルと健康的な笑顔を取り戻し、ファンや報道陣からも「かわいくなった」「AKBを辞めてよかった」という声が多く聞かれる。“元AKB”の肩書を背負いながら幅広く活躍できそうだ。