覚醒剤取締法違反(所持と使用)などの罪で起訴され、3日午後に保釈された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)が同日、弁護人を通じてマスコミ各社に送付した文書で謝罪コメントを発表した。
「お詫びの言葉」と題された全文は以下の通り。
〈本日、裁判所に保釈を許可いただきました。
この機会に、これまで私の音楽を聞いてくださったファンの皆さま、関係者の皆さまに、今回の事件でご迷惑とご心配をおかけしましたことについて心よりお詫び申し上げます。
私は二度と同じあやまちをしないと決意しています。
その決意をさらに強くしていくために、私は裁判まで医師の指導を受けます。
そして自分に向き合いたいと思います。
現在は裁判を待つ身でありますので、この書面をもって私の気持ちを伝えさせていただきます。どうかご理解ください。
皆さまにご迷惑とご心配をおかけしておりますことを重ねてお詫び申し上げます。
平成26年7月3日
ASKA〉
ASKA被告が300人以上の報道陣と約50人が待ち構える警視庁東京湾岸署の正面入り口に姿を現したのは3日午後4時53分。深々と一礼。もう一度軽く会釈し、車に乗り込む前にまた頭を下げたが、その際に謝罪の言葉はなかった。
なお、初公判は8月28日に開かれる。