お笑いタレント・ダンカン(55)の妻で、乳がんのため47歳の若さで亡くなった初美さんの通夜が27日、東京・中野区の成願寺でしめやかに営まれた。
 
 3人の子供とともに取材に応じたダンカンは「美しくて明るくて、強くて頼りがいがある人でした」と涙ながらにコメント。
 
 乳がんは9年前に発病したそうで「医者は全摘出を勧めたが、胸は残してあげたかったのでその時は片方だけ残した。そしたら3年後に再発して…。どうして全部取る選択をしなかったのか」と涙を浮かべた。
 
 ダンカンは今年2月に母を亡くしている。

「それをはるかに上回る悲しさで…。こんなろくでなしと27年も歩いてくれて。来世で出会えるとしたら、ダンナじゃなくて子供で生まれてきたい。デキの悪い子供。そしたらすごくかわいがってもらえますから」と、憔悴しきった表情で話した。

 会場には大森うたえもん、つまみ枝豆、井手らっきょなどたけし軍団の仲間や玉袋筋太郎、水道橋博士、林家ペーなどが弔問に訪れ、別れを惜しんだ。