元フィギュアスケート五輪選手の織田信成(27)が、タレントとしてまさかの大出世を果たしている。バラエティー番組をはじめ、トーク番組からイベントゲストまで引っ張りダコ。23日にはスカパー!海外ドラマ「GRIMM/グリム シーズン2」(7月1日からスーパー!ドラマTVで放送)のPRイベント(都内)に“信長風”特殊メークで登場した。

「引退したフィギュア選手は、解説やキャスターなどスポーツに絡んだ仕事をやりたがりますが、信成さんは全然ノリが違いますね。そのうちコントとかやり始めるのでは?」と笑うのはワイドショー関係者。実際、この日も本人は「来た仕事は何でも全力でやりたい」とNGなしの意気込みをみせた。

 信成が業界ウケしているのは、やはりあの“号泣芸”だろう。現役時代から成功しては泣き、失敗しても泣いていたことが話題となり、引退後も号泣が一つのキャラに。

「信成は大のお母さんっ子で甘えん坊です。純粋培養で育ったので、ああいう性格になっちゃった。よく泣いてますが、おそらく今までで一番泣いたのは、現在の奥さんとデキ婚してお母さんにブチ切れられた時だと思います(笑い)」とはフィギュア関係者だ。

 号泣キャラが引退後に花開くとは本人も想定外だったろうが、テレビ関係者は大絶賛だ。

「あんなに簡単に泣いてくれる27歳はいませんからね。しかも信成の場合は自然で、腹黒さがないところがいい。トークさえうまくなれば、第2の徳光和夫になれるかも」

 信成は「人が努力している姿を見ると、すぐ感動して泣いちゃう。年々涙もろくなっています」と明かしたが、今後も涙が欲しい番組などへの出演オファーは相次ぐことだろう。