セクシータレント壇蜜(33)とお笑い芸人の大久保佳代子(43)の“不仲”(本紙既報)が思わぬ形で証明された。先日放送された「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で、大久保が壇蜜のケータイに電話をかけたところ「現在使われておりません」。本紙が不仲を報じた際には、必死に否定していた大久保だっただけに悲しい限り。大ブレークした2人に今、何が起きているのか。

 大久保もさすがに言い逃れできないだろう。

 3日に放送された「ロンドン――」内の番組企画で、大久保の「バースデーパーティー」を緊急開催することになり、収録当日に大久保の電話帳に入っている友人に誘いの電話をかけて、どれだけ集まるかを検証した。そこでは女優の長澤まさみ(27)やタレントのYOU(49)らが大久保の電話に応答。仕事などでパーティーには参加できなかったが、きちんとお祝いメッセージを送った。さらに大久保を慕う女芸人たちや、お笑い界の重鎮ガダルカナル・タカ(57)、お笑い界のトップランナーである千原ジュニア(40)も駆けつけるなど、大久保の人望の厚さを見せつけた。

 番組では終始、大久保が幸せの笑みを浮かべ、ハッピームードが漂っていたが、逆に「新しい電話番号を知らされていない」という壇蜜との不仲ぶりが浮き彫りとなる結果に。大久保は番組進行上、笑顔を作って「番号変えたな~」と大人の対応をしたが、怒りを抑え切れなかったのか「1回メールしたけど返ってこなかった」と本音も暴露したほどだ。

 本紙が昨年10月に大久保と壇蜜の不仲を報じたときには、双方とも「違う」と完全否定したが、番組ではその真相が明らかになった形だ。

「これは客観的に見ても仲良しとは言い難いですよね。むしろ、やっぱり仲悪かったんじゃん!って感じですよ。どっちかといえば、大久保さんが壇蜜に相手にされてなかったっぽいですね」とあるワイドショー関係者は苦笑いするしかない。

 ただ、本当に問題なのはこの「不仲」が、世間的に盛り上がっていないことだという。

 前出のワイドショー関係者は「ちょっと前ならテレビ的にいう『おいしい』話題だったんですけどね。今じゃ誰も話題にしてないことがタレントとしては問題じゃないですか」と指摘する。

「前回、東スポさんの記事が出た後の昨年11月には、みんなその話題を追い掛けてましたよ。それが半年たったら“スルー”。改めて2人が正念場を迎えているってことでしょうね」と、この関係者が続けるように、2人の勢いが一時期より衰えていることを証明してしまったのだ。共演していた「だんくぼ」(テレビ朝日系)も、今年4月の改編でひっそりと打ち切られている。

 あるテレビ局プロデューサーは「ここから先はどれだけ助けてくれる人がいるかが勝負。この業界は“1回おためし”だから。売れてるやつはとりあえず起用してから考える。それで合わなかったら、次呼ばないだけ。人脈の広さがものをいうときもある。厳しい業界ですよ」と話す。

 同時期にブレークした2人だけに、お互いを意識して疎遠になったのか、単にウマが合わなかっただけなのかは分からない。

 お互い、エロに関するパワーは強烈なだけに、ピンチの今こそ“勝負の合体”を果たすのも手かもしれないが…。