卒業しても安泰だ。AKB48の大島優子(25)の卒業コンサートが8日、東京・味の素スタジアムで開催された。


 卒業セレモニーで、大島は「たくさんの人の思いがここに集まっていると思うと、私の人生の誇りです。私は卒業生を含めてメンバー、この家族に入って本当によかった」と感謝した後、いたずらっ子のような笑みで「でも、一つお願いがあります。AKB48のイチ押しはあってもいいけど、芸能人のイチ押しは…」と7万人に優子コールを要求。「推しメンでよろしくお願いしま~す!」とうれしそうに叫んだ。


 最後、初めてセンターを務めた思い出の曲「ヘビーローテーション」では「大島優子、行ってきま~す!」と空中ブランコに乗りながら熱唱。そのまま移動し反対側スタンド上部の扉にたどり着き、「私はAKB48が大好きです。みんな行ってきます!」と満面の笑みで消えた。


 卒業後は女優に転向を決意。“いばらの道”を選んだとも語っているが、あるテレビ局関係者は「SMAPのチーフマネジャーであるI女史とキムタク(木村拓哉)が大島ファンなんですよ。I女史はAKB48ファンでもある。大島のドラマの現場などでの研究熱心な姿や、明るいムードメーカーぶりがお気に入りみたい」。


 昨年、TBS系ドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」でキムタクと共演したが、いまもドラマ界はジャニーズ抜きには語れない。その一翼を担うI女史は大島にとって大きな支えになるはず。


「大島は女優業に力を入れながら、バラエティー番組にも出演していく意向と聞いています。明るくトークもできて、ぶっちゃけキャラですから、バラエティーでの出演オファーも続くでしょうね」とは前出の関係者。


 なお、9日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われる卒業公演をもって、大島は完全にグループを去ることになる。