“戦うアイドル”アップアップガールズ(仮)と“最強の地下アイドル”仮面女子のバトルが開戦した。
きっかけはお笑い芸人・カンニング竹山が出演する音楽番組「竹山ロックンロール」の企画「TAKEROCK FES」(15日、東京・赤坂BLITZ)。このイベントへの参戦が決まったアプガ・佐保明梨のコメント「仮面女子さんにも他のロックバンドの皆さんにも誰にも負けない気持ちで勝負のステージをしていきたい」に仮面女子が“かみついた”のだ。
森カノンが「私たちだって負ける気しないです!会場を一番盛り上げてみせますよ!」、立花あんな「絶対負ける気がしない」、桜のどか「仮面女子負けないですよぉー!!みんなで沸いちゃいましょう!」、早瀬愛夢「私たちも絶対負ける気しないので応援よろしくお願いします!! 」、川村虹花「最高のステージにします!」と、ツイッターで一斉に反撃したのだ。
これに対しアプガが5日、秋葉原の常設劇場「P.A.R.M.S」を表敬訪問し、仮面女子のライブを観戦。ここで関係者席のアプガを仮面女子が「楽勝」と挑発したのだ。応戦するアプガ。重苦しいムードのままライブは終わった。
収束すべく主催者・カンニング竹山、そして藤岡みなみ、中村愛、スパローズら番組出演者を交えての会見が開かれた。壇上に立ったアプガ(佐保明梨、佐藤綾乃、古川小夏、森咲樹、仙石みなみ)と仮面女子(桜のどか、渡辺まあり、立花あんな、桜雪、川村虹花、新矢皐月、神谷えりな、小柳朋恵、黒瀬サラ、澤田リサ)。「ロックフェスなのに、なぜアイドル同士がギスギスしてるの?」と、戸惑う竹山。仮面女子・桜のどかは「本日はお暇な中、お越しいただきありがとうございます」とアプガにイヤミな一発をかます。さらに「私たちは地下最強アイドルとして活動しています。アプガさんはどこがロックなのかは分かりませんが、負けません」。アプガ・佐保は「私たちは仲よくやりたいからここに来たのに…売られたケンカは買います」。ここから舌戦がスタートした。
仮面女子・桜雪が「私たちは竹山さんの番組に出演した実績を買われたのに、関係のないアプガさんが出演できるんですか」といえばアプガは「仮面女子さんだけでは物足りないからですよ」と応戦。「(アプガは)なぜ武器を持っていないの?」と言えば“アプガの破壊王”佐保は「そんな武器、ぶっ壊します」と言い放つ。さらに「突然休んだ人(森カノン)がいるみたいですけど、ぎっくり腰ですって?」「アプガのイントネーションが違う!」とルックス、年齢、衣装から果ては貧乏自慢まで、オンナの戦いは止まらない。
キレまくるアイドル達に竹山も苦笑するばかり。「アイドルなら、人気投票で勝負をつけよう」と提案。「キミたちを知らないロックファンもいるだろうけど、当日に入り口調査を行います!、どっちが多くのファンを呼べて、人気があるかを調べます!」とイベント当日に決着をつけることを宣言。集計結果はフェス中に発表される。竹山に促され、にらみ合いながら握手する両リーダー。決着は15日につく。
「TAKEROCK FES」にはアップアップガールズ(仮)、仮面女子、スパローズのほか、大槻ケンヂ20thバンド with NARASAKI、大森靖子、後藤まりこ、神聖かまってちゃん、ピエール中野(DJ)、藤岡みなみ&ザ・モローンズ、お笑い芸人など総勢16組のアーティスト・芸人が出演する。この豪華イベントで急きょ決定した「アイドル対決」はどのような影響を及ぼすのか?
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