大御所ロッカー内田裕也(74)が、「芸能界ご意見番」に祭り上げられそうだ。ワイドショー関係者から“裕也待望論”が巻き起こっている。

「最近は、イベントなどに出てきて何でも話してくれる人がいなかった。そこで裕也さんに期待が掛かってるんです。もろもろのパワーバランスなどをあまり気にせず、何でも答えてくれますから。我々の中で新たなご意見番的存在になってます」(ワイドショースタッフ)

 確かに内田は先月、覚醒剤事件で逮捕されたASKA容疑者(56)を一喝。3日には都内で、世界的ラム酒ブランド「バカルディ」による新商品「キューバ リブレ」の発表会に出席したが、11日にHKT48・指原莉乃(21)と新曲「シェキナベイベー」をリリースするとあって、AKB48の握手会襲撃事件についても答えた。

「まるで(イベントにかつてよく呼ばれていた)ローラか石田純一になったような気分で頑張ります」と内田は、スタッフの制止を逆に制止して報道陣の求めに応じた。

「(7日の)選挙は絶対やれ!と。ファンがみんなを守ってくれる。(握手会は)彼女たちが発見したコミュニケーションの方法。それをやめるって言ったらローリング・ストーンズだって、世界中のアーティストだって危険と隣り合わせだから…」

 冒頭スタッフも「内田さんは時事ネタを話してくれるので、自然と放送時間は増えます。過激すぎることが玉にキズですが、意外に気も利きますし、今後露出は増えるでしょう」と高評価。この日も内田は、囲み取材中に商品を持つよう指示するスタッフに対し「いいから! 俺にもロックンロールのプライドがあるから!」と拒否しつつ、最後はキッチリと商品を持って宣伝するサービスっぷりで、大団円を迎えていた。