AKB襲撃犯の母が目撃した凶行の予兆

2014年05月29日 18時30分

 AKB48の川栄李奈(19)や入山杏奈(18)らの襲撃事件で、殺人未遂容疑で逮捕された梅田悟容疑者(24)が凶器に使った折りたたみ式のこぎりの背の部分に、カッターの刃のようなものが貼り付けられていたことが分かった。

 県警によると梅田容疑者は「以前から自宅にあったのこぎりで、(刃は)自宅で貼り付けた」と供述。殺傷能力を高める狙いがあったとみられ、計画的な犯行の疑いもあるとみて調べている。

「最近、イライラしていた。AKBなら誰でもよかった」と供述しているが、ストレスをためた息子を母は気にかけていたという。

「昨年12月に(交通整理の)仕事を辞める直前、手首にたくさんたばこを押し付けたような痕があり、顔にもあった。ビックリして『誰かにやられたの!?』と言っても『なんでもないよ!』って。『自分でやってるの?』『ストレスなの?』と聞いても『いや…』としか答えなくて」(母親)

 仕事を辞めた後、年明けもたばこを手首に押し付けた痕が確認できたという。母親によれば、高校時代にイジメにあって以降、友達の存在などは把握していないだけに、自傷行為の可能性が高い。

 たばこについては「1年で1回ぐらいしか吸ってるところは見たことはない」(同)。喫煙でストレス発散を試みたが、うまくいかず自傷行為に及んでしまったのか。

 さらに、このところ、新たな行動が見られたという。

「最近になって山へ行っていたんです。山菜の本も部屋にあった。だから(事件前日、24日午前4時半ごろ)『散歩してくる』と出掛けたときも、山に行って迷っているんじゃないか? 迷って死んでいるんじゃないか?と心配していた。何度も携帯にかけたけど、つながらなかった」

 自傷行為がエスカレートし、自殺願望が出た可能性に対して母親は「それは分からないです」と言葉少なだった。

 握手券の入手先もいまだ判明しておらず、自宅周辺にあるCDショップ店員も「(梅田容疑者は)見たことはない」としている。ネット購入する手段もあるが、母親は「私が郵便物の仕分けをしているけど、そういった物が届いたことはない」と話す。

 周囲に悟られぬよう、遠出してCDを購入していたのだろうか。