「会いにいけるアイドル」コンセプト守れ…どうなるAKBイベントの防犯対策

2014年05月29日 18時00分

事件について聞かれる木崎ゆりあ(中央)

 AKB48の握手会で発生した襲撃事件について、メンバーの木﨑ゆりあ(18)が28日、都内で行われたイベント「DARTSLIVE×AKB48」でコメントを発表した。

 プレス向けのイベントながら「防犯上の理由」により、制服姿の警備員4人、「警備」腕章をつけたスタッフ12人を配置。メンバーの移動時は必ずガードする徹底ぶりで、緊張感が漂った。

 壇上に登場したのは木﨑のほか小嶋真子(16)、相笠萌(16)、伊豆田莉奈(18)、向井地美音(16)、田野優花(17)。告知文には今回被害に遭った入山杏奈(18)の名前も記載されていたが、「術後の経過を見るため」欠席となった。木﨑は「先日悲しい出来事がありました。(川栄李奈、入山が)早く元気になって一緒にお仕事したいです。私たちは今できることを元気にやっていきたいです」とコメントし、以後は粛々とイベントが進行した。

 囲み取材では未成年メンバーに配慮し、事件についての質問をスタッフがすぐに中断。退場する際、再び木﨑が「今できることをやっていくだけですので。(私たちの)気持ちは大丈夫。(川栄、入山とは)連絡取りました」と明かした。

 関係者によると、今後行われる握手会やAKB関連のイベント、6月7日の選抜総選挙などでの防犯対策を詰めている段階で、被害に遭った2人はもちろん、他のメンバーの精神的なケアも行っていく方針だという。

 各劇場の最前列を封鎖し、ステージと客席の距離を広げたり、警備員の増加や私服警備員の導入、金属探知機設置などあらゆる防犯対策を慎重に検討。それに加え、結成時からグループが大切にしてきた「会いにいけるアイドル」という“ファンとの距離感”をできるだけ広げないように、模索しているという。

 運営側は、二度と同じような事件が発生しないように万全の対策を図るつもりだ。