落語家・桂小枝(59)が28日、大阪市内で「芸能生活40周年記念興行 桂小枝の会 全国ツアー」の開催発表会見を行い、昨年の“プリン不倫”騒動に初めて言及した。

 かつては白塗り姿で落語をするなど、破天荒な芸風で知られた小枝。昨年もイチモツにプリンを乗せてベッドに笑顔で横たわる不倫写真が週刊誌に掲載された。

 この件に関して沈黙を守ってきたが、騒動から約1年がたって、ついに報道陣の質問に答えた。

 40年間の最大のピンチを聞かれると「去年、いろいろあったんで」と笑い飛ばし、騒動の乗り越え方については「別に普通にしてました。世間の人も知らない人多くて、普通に生活してました」とアッケラカンと語った。

 また、騒動の影響もあり、昨秋には関西のオバケ番組「探偵!ナイトスクープ」を降板した。

 番組には小枝目当ての視聴者も多く、「こんなこと言うてエエのか分かりませんけど、よく言われるのは『小枝さんが出えへんかったらオモシロないわ。私、もう見いひんわ』ですね」とポロリ。

 さらに「ナイトスクープも25年やりましたから。四半世紀やったら、もうエエんじゃないかという気もあった」とする一方で、「まあ、また探偵やってくれと言われたら、やる気はいつでもある。腕は衰えてないつもり」と探偵復帰に意欲を見せた。

 同ツアーは毎年、恒例のイベントで7月12日の名古屋を皮切りに、東京、徳島、北海道、福岡、大阪で開催される。