女優・剛力彩芽(21)が27日、都内で行われた映画「X—MEN:フューチャー&パスト」(30日公開)のジャパン・プレミアに、9か月ぶりに来日した主演のヒュー・ジャックマン(45)と登場した。

 人類滅亡を阻止するために、X—MENが過去や近未来を行き来しながら壮絶な闘争を繰り広げるSFアクション。剛力は日本語吹き替え版で、ジェニファー・ローレンス演じる変身能力を持つミュータント「ミスティーク」の声を担当した。

 タイトルにかけて、未来の目標を聞かれた剛力は「ハリウッドも一つの目標です」とキッパリ。すると、ジャックマンは「アヤメがハリウッドに行くんじゃない。ハリウッドがアヤメに来るんだ! アヤメは歌も踊りもできるね。次回のハリウッド作品はミュージカルにしましょうか」とベタぼめ。剛力も「よろしくお願いします」と苦笑していた。

 この日、来場者は約700人。会場の六本木ヒルズアリーナは屋外で、25日に岩手県滝沢市内で発生した、ノコギリ男によるAKB48襲撃事件のためか、通常より警備が物々しかった。

 運営サイドは「通常の2倍の約40人態勢で警備に当たった。手荷物検査は実施しなかったが、映画のキャラクターのウルヴァリンの爪のグッズを持っている客には、かばんの中にしまうよう指導した」と話した。