5人組ガールズユニット「東京女子流」が24日、都内で行われた、初主演ホラー映画「学校の怪談 呪いの言霊」(上映中)の舞台あいさつに出席した。

 同作は原作本累計270万部を誇り、4本の映画シリーズやアニメ、ドラマなどJホラーの原点というべき「学校の怪談」のシリーズ5作目となる。

 中江友梨(16)は「(東京)女子流は(ホラーの)演技経験もなくて。最初は共演させていただいたプロの方に圧倒されて、ついていけなくてオドオドしてた」と振り返った。

 ホラー映画ということで、メンバーは実際に体験した怖い話を披露した。

 庄司芽生(16)が「前は地方にいて、メンバーが週末だけこっちに住む“女子流マンション”があったんです。そのお風呂が怖くて…。シャンプーやリンスのボトルが何度も(勝手に)落ちて『おかしくない?』と言ったら、誰もいないのに、洗面所でドライヤーの音が聞こえてきたり」と明かすと、他のメンバーも続いた。

 新井ひとみ(16)が「(床が)フローリングじゃなく、じゅうたんだけど、女の人が歩く“コンコン”という音がして。リビングに集まって、泣いちゃったことがある」と告白すれば、山邊未夢(17)は「私は不審者だと思って、棒を持って戦いに行ったんです」と武闘派ぶりをアピールした。

 イベントでは、映画館が暗転し、キツネの面をかぶった男がメンバーを襲うドッキリ企画もあり、メンバーは「キャ~!」と絶叫した。

 また、同作品は7月19日から開催される「サンフランシスコ日本映画祭」で上映されることが決定した。新井は「学校の怪談に外国の方がどう反応するかとても楽しみ」と笑顔で語った。