レーシングドライバーでタレントの井原慶子(40)がドイツの高級車メーカー「BMW」の環境対応新ブランド「BMWi」シリーズのアンバサダーを務めることになり23日、都内で行われたイベントに登場した。

 井原は、同シリーズの電気自動車「i3」(約500万円)に乗ってこの日朝4時、名古屋の自宅を出発。東京に駆けつけた。

 元レースクイーンでもあり、世界のレーサーを魅了してきた。

 ただ、寄る年波には勝てず「レースクイーンとしてサステイナブル(持続可能)ではないと鏡を見て思っています」と、同車の特長にひっかけたジョークを飛ばし、頭をかいた。

 6月14〜15日にフランスで行われる「ル・マン24時間レース」に出場予定。女性の参戦は井原一人だけとなる。

「コーナリングのスピードで(男性より)体に負担がかかる」と、女性ドライバーならではの苦労を明かしつつ「それでも(男性より)声援をもらえるかなと思います」とチャーミングな笑顔で話した。

「去年、おととしとマシントラブルで完走できなかった。今年はまず完走して、表彰台に上りたい」と真剣なまなざしで目標を掲げた。