重篤説流れてもポール側が詳しい病状を説明しない事情

2014年05月24日 08時00分

“重病説”まで広まったポール

 体調不良を理由に日本ツアーの全公演を中止した元ビートルズのポール・マッカートニー(71)について、オフィシャルサイトなどが23日、回復をアピールする声明を出した。ポールは都内の病院で治療を受けて状態がよくなり、完全に回復する見込みだという。

 しかし、一時は“重病説”も流れていた。公表されている病名は「ウイルス性炎症」だが、一部スポーツ紙がポールが「都内病院に入院している」と報じたことから大騒ぎに。世界のスーパースターだけに、事実ならば、ただごとではない。マスコミの間でも「予想以上に具合が悪い」や「実はすでに危篤らしい」という“重病説”まで広まった。

 本当にポールは生死の境をさまよう重病だったのか?

 本人に近い関係者は次のように証言する。

「24時間、医師が付き添ってはいますが、入院はしていません。当然、生き死にのレベルではない。ただ、ポール側としては詳しい病状を隠す必要がある」

 本紙既報通り、ポールは胃腸の調子が悪く、下痢の症状が止まらないという。関係者いわく「最初、飲みすぎや食あたりが疑われましたが、詳しく診断すると、偶発的に起こる病気にタイミング悪くかかってしまったようだ」という。

 重病説が流れていることはポール側も百も承知。にもかかわらず、詳しい病状を説明しないのにはワケがある。

「どうも保険の問題が絡んでいるようです。現在、中止した公演に対してどこまで保険が適用されるか議論している最中で、病状によってはポール側にも損害が生じることもあり得る。公演ができる状態ではないのは確かなんですが、『重病説』も否定しないのは、そのせめぎ合いという側面もあるようです」(芸能プロ関係者)

 関係者によれば「大阪公演が行われるはずだった24日以降に、ポール側から病名が公表される見込み。そして帰国という運びになる」。ひとまず、生死をさまよう重病ではなく、ひと安心といったところか。