ASKA作品出荷停止の早さの裏に水面下協議

2014年05月20日 16時00分

チャゲアスのこんな姿はもう見られないのか

 ASKAの所属事務所は19日、公式ホームページで「ASKA、CHAGE and ASKAの音楽・映像および関連商品の販売を中止する」と発表。所属レーベルのユニバーサルミュージックも、ASKA名義作品の出荷停止、回収を発表した。同社は「当社としても苦渋の判断ではありましたが、社会の中で活動する企業として、コンプライアンスを重視すべき立場から、本日決定した」としている。


 ASKAは2001年からユニバーサル所属で、11年までは専属契約。以降は作品ごとに契約する通称「ショット契約」だった。今後ミュージシャンとして復帰する可能性もなくもないが、現段階では「まだそこまで話ができている状況じゃない」と関係者。


 昨年からくすぶり続けていたASKAの薬物問題。ある音楽関係者が明かす。


「ユニバーサル内でも、いざという時にどう対応するかという協議は、水面下で行われていたそうだ。今回、迅速に対応できたのは、その下準備ができていたと考えていいだろう。ただ当時は、肝心のASKAが話し合いをできる状況じゃなかった。やっぱり個人事務所なんで、ASKAが機能しないとどうしようもないからね」


 この出荷停止の余波は、テレビ界にも波及しそうだ。ある民放テレビ局関係者は「どの局も話し合いをしている最中でしょうが、ASKA名義の曲は当面、放送で使用できないでしょう。ただ、曲に罪はないというスタンスをとるところも…。『CHAGE and ASKA』名義の曲については、あいまいな判断になる局が出てくるのでは?」と指摘。


 ワイドショーなどでASKA事件が報じられるたび、チャゲアスの名曲がバックで流れ視聴者の購買意欲をあおったとしても、CD売り上げには結びつかないのだから切ない。