吉本新喜劇の座長に就任することわかったすっちー(42)が17日、大阪市内で喜びの会見に臨んだ。すっちー新座長就任公演は6月11日から大阪・なんばグランド花月で開催され、初日の11日に正式に就任する。

 すっちーの昇進により現在の4座長体制から1人増え、5座長体制になる。座長は池乃めだかやMr.オクレといったベテランと新進気鋭の若手をつなぐ存在で、現座長の内場勝則(53)いわく「栄えある中間管理職」という立ち位置だ。

“大阪のオバハン”キャラのすち子で会見に登場したすっちーは「座長の重みがずっしり。新喜劇を変えようと思ったという最初の気持ちは大事にしたい。ガンガンとパワフルな新喜劇にしていきたい」と熱く語った。

 お笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実(39)らとのユニット「エロ三羽烏」の1人としても活躍するが、「座長になったらエロいことを言うたらアカンという決まりはない。座長になって今まで以上に新喜劇もエロスの方もパワーアップしていきたい」と表明した。

 すち子&真也というコンビで2013年の歌ネタ王に輝いた松浦真也は、「ずーっと頑張っている姿を見ていたのでうれしい」としつつも「出前のラーメンを10分たつのに手をつけないのをやめてほしい。ごちそうになるのはありがたいんですけど、めんがダルダルにのびるのに手をつけられないので」と早くもクレーム。

 また、すっちーに乳首をドリルされるネタで子供たちに大人気の吉田裕は「座長になったら乳首ドリルの回数が増えると思うのでうれしい。ガンガンしてもらいたい」とドM願望を告白し、すっちーの座長就任を祝福した。

 会見では新喜劇の今後などについて熱弁してしまったためか、すっちーは去り際に「これで大丈夫? 終始ふざけてたとか、吉本の社員から『マジメにやってください』と怒られていたとか書いといてください」と報道陣に奇妙なお願いをした。