HKT48の指原莉乃(21)が15日、主演映画「薔薇色のブー子」(30日公開)の完成披露試写会に、共演者のタレントのユースケ・サンタマリア(43)、人気子役の鈴木福(9)、俳優のムロツヨシ(38)らと出席。指原は女優業の引退を公言した。

 一緒に登壇した福田雄一監督(45)が「最後のシーンが本当に上手で、カワイかったんですよ。でも、指原はこれで女優を辞めるみたいです」と唐突に指原の女優引退の意向を明かす。

 すると指原も「遺作です!」とキッパリと宣言した。

 自分のせりふ以外は台本を一切読まず、「(映画は)生涯で4本くらいしか見てない」というほど“非女優路線”を歩む指原。

「もしこれからも、お話をいただけるなら出演したいのですが…多分来ない」と自覚しており、「(出演オファーが)こないから(女優)引退です」と目を伏せる。主演2作目にして惜しまれつつも“女優卒業”のようだ。

 共演者たちから「芸能界引退?」とちゃかされたが、指原は「いや、芸能界引退ではないですよ」と必死に否定。

 作品は小さなころから文句ばかりで「ブー子」というあだ名を持つ主人公・幸子(指原)が、自分を変えようと一念発起するも、さまざまなハプニングに見舞われるというストーリーだ。