6月9日にAKB劇場で卒業公演を行うAKB48の大島優子(25)。その公演をもって、グループから離れるが、ある芸能プロ関係者は「水面下で大島にはアイドルを“捨てる”別の舞台が検討されている」と語り、こう続けた。

「卒業公演後、定期開催されている所属事務所のお笑いライブ『太田プロライブ』に『Not yet』の一員として大島がサプライズ歌唱する話がある。AKBから離れ、今後はソロとして『太田プロさん、よろしくお願いします』という新たな決意を込めたアイドル最後のパフォーマンスになるのでは?」

「Not yet」とはAKB48の派生ユニットとして、2011年1月に結成。メンバーは大島、HKT48の指原莉乃(21)、AKB48の横山由依(21)、AKB48の北原里英(22)の4人で、全員が太田プロ所属だ。

 今月10日に同ユニットは1stアルバム「already」発売記念ライブを開催。メンバーから「解散」という言葉は出てこなかったが、ファンの間では「AKBを卒業する大島が『Not yet』としてアイドル活動することはない」という声が大多数だった。

 ただ、前出の関係者は「大島はAKBで活動してきたとも言えますが、所属事務所も彼女のことを支えてきた。AKBではアイドルとして最後の舞台が用意されていますが、彼女の中には太田プロとしても最後のアイドル姿を披露したい思いがある。それが『太田プロライブ』での歌唱なのでしょう」と指摘する。


 同ライブはダチョウ倶楽部、劇団ひとり(37)、柳原可奈子(28)ら多くの有名芸人を輩出した、伝統あるお笑いライブ。大島たちアイドルのパフォーマンスへのファンの反応がやや気になるが…。

 ソロ転向後はAKBファン以外の人も振り向かせなければいけないだけに、最初の「挑戦の場」と言えるかもしれない。