今年の米アカデミー賞候補になった「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で、自己破滅型の株成り金を演じたレオナルド・ディカプリオ(39)が、実生活で“ハリウッドの不動産王”を目指している?


 レオ様は先日、ニューヨーク市の中心、マンハッタンの一等地にある超高級マンションを購入。これで同市だけでも3軒の億ションを所有するなど、既に2300万ドル(約23億円)以上の不動産に投資している。


 その最新の投資対象となったのは、グリニッチビレッジにある1000万ドル(約10億円)のペントハウス付き物件。同マンションの売りは「セレブな健康志向」で、浄水やシャワーの水はすべてビタミンC入りミネラルウオーターを使用。施設内にはアロマテラピー効果ありと言われる空気を循環させているとか。


 さらに、室内にはリフレクソロジーと呼ばれる足裏治療のような効果のある床暖房を完備。ファッションデザイナー、ダナ・キャランがプロデュースするオーガニックショップ「アーバン・ゼン」による健康コンシェルジュのサービスも受けられるという。


 絵に描いたような“無駄にセレブな”マンションだが、レオ様は現在、3月に800万ドル(約8億円)で購入したマンハッタンの南端地区にあるバッテリーパーク近くのマンションに、交際して約1年になる恋人でモデルのトーニ・ガルン(21)と同棲している。英紙「デーリー・メール」などによると、その前までは同マンションに隣接する400万ドル(約4億円)の物件に住んでいた。


 だが、不動産の“大人買い”はマンハッタンだけではない。


 2月にはカリフォルニア州にある砂漠リゾート、パームスプリングスに520万ドル(約5億2000万円)の大豪邸を購入している。この家、ロサンゼルス郊外マリブに所有していた海辺にそびえる大御殿を1735万ドル(約17億3500万円)で売却した後に買ったもの。ニューヨークの物件も残りの資金を使って購入したものらしい。今後、どう転売していくのかは見ものだが、そこはレオ様、映画の主人公のように破滅する心配はなさそうだ。