平成の名横綱、白鵬(29)がかわいがる「芸能界知名度0%芸人」がいた!

 
 11日に初日を迎える5月場所は、白鵬や横綱デビューの鶴竜(28)など、3横綱がそろい踏みする注目の場所となる。そんな白鵬の「大のお気に入り芸人」というのは「芸能界ではほとんど知られていない」(角界関係者)というから興味深い。


 その芸人は、お笑いコンビ「キンボシ」の西田淳裕(26)。確かに名前を聞いてもピンとこないが、力士や相撲関係者の間ではほぼ「100%」近く知られているから驚きだ。


「実は、キンボシ西田は大の相撲好きで、それが高じて相撲ネタをやるお笑い芸人にまでなってしまった。力士の細かいトリビアまで知っているので、めっちゃ角界ウケがいい。しかも名前が『キンボシ』で縁起もいいから、力士にかわいがられている」と前出関係者。


 白鵬も大のお気に入りで、昨年のジャカルタ巡業ではキンボシ西田を同行させ、酒席で即席の漫才コンビを結成。なんと、白鵬が「ネタフリ&ツッコミ役」として、場を盛り上げた。


「相撲の『金星』とは平幕力士が横綱に勝つことをいう。白鵬は『金星を手元に置いておけば、(自分が負けて)取られることはない』と冗談のようなゲンかつぎの意味もあるそうですよ」(前同)


 本紙は両国でネタ練習しているキンボシ西田をキャッチ。「何で僕のこと知ってるんですか?」と戸惑いを隠せない様子だったが、「本当によくしてもらってます。優勝の宴会の司会とかもさせてもらったりしてます」と感謝しきり。ちなみに白鵬トリビアを聞いてみると「酔っ払うと必ず“青汁サワー”を飲む。青汁の種類にもこだわりがあって、僕も何回も買いに走らされました」と苦笑い。


 今場所の見どころについては「3横綱に三役も充実。遠藤の初ちょんまげや、大砂嵐、千代鳳も注目ですね」と玄人はだしの解説を一席。今場所は大盛り上がりだ。