渡辺淳一さん“ダンディー”な素顔

2014年05月07日 20時00分

 熟年の性、究極のエロスを追求し「失楽園」などの名作を残し、4月30日に前立腺がんのため亡くなった直木賞作家の渡辺淳一さん(享年80)のモテモテぶりが話題になっている。

 テレビドラマ「失楽園」に主演した川島なお美(53)はかつて、渡辺さんの愛人だったなどと報じられた。川島は“キャンパス・クイーン”としてブレークしたが、その後、大学のテストでのカンニングが発覚してミソを付けてしまい、人気が凋落。「それでも川島はタレント扱いされることに我慢できずに女優の道を模索したんです」と言うのは当時を知る芸能関係者。そして運命の出会いが訪れた。

「親しい出版関係者に『渡辺淳一先生に接近するのが女優への近道』とアドバイスされたんだ。その言葉通り、渡辺先生の出版パーティーに出席して、急接近。その直後に『失楽園』の映像化の話が持ち上がって、主演女優の候補に川島の名前が挙がった。その時点で2人の関係の噂はあったようだ」(映画関係者)

 1996年10月発売の月刊誌「噂の真相」は2人の“北海道不倫旅行”を報じたが、他のマスコミは後追いしなかった。

「実は『噂の真相』の前に、写真誌『フォーカス』が都内のホテルで密会していた写真を撮っていたが、結局は“文壇タブー”に守られて闇に葬られた」(出版関係者)

 人気作家は出版社にとってVIP。そのため系列の雑誌がスキャンダルをつかんでも、上層部の意向で報じられない。これが文壇タブーだ。

 川島はその後、渡辺さん原作の映画「メトレス・愛人」の主演も射止め女優として認知された。

 今年3月、川島が胆管がんの手術をしたことが公になった直後、渡辺さんは「君は大丈夫。何も心配してないよ」とメールを送った。

 また、映画版「失楽園」で主役を演じた黒木瞳(53)も、渡辺さんの訃報を受け「愛する渡辺先生。80歳のお誕生日パーティーでは『抜け出せなくてごめんね』というしゃれたメールを次の日にいただきましたね。今、訃報を知り、一人泣いています」とコメント。直木賞作家の林真理子氏(60)も渡辺さんにかわいがられたと追悼した。

 出会ったすべての女性に優しくダンディーに接した渡辺さん。その死を悲しむ女性は数え上げたらキリがなさそうだ。

関連タグ: