絶好調「ひるおび!」TBS内では「バイキングさまさま」

2014年05月07日 11時00分

 TBS系お昼の情報番組「ひるおび!」が絶好調だ。4月の月間最高視聴率は6・8%で、これは番組史上最高。この春の番組改編期にほとんど何も動かさなかった「ひるおび!」の調子が急に良くなった原因は、裏番組のフジテレビ系「バイキング」の不調に尽きる。TBS内は、フジテレビに感謝する声で持ちきりだという。

「これもすべてフジテレビさんのおかげですよ。バイキングさまさまです」と笑顔で話すのはTBS関係者だ。

 フジテレビからすれば屈辱的な言葉だろうが、そう言いたくなるのも無理はない。「ひるおび!」は4月に入り、月間視聴率だけではなく、週間視聴率も番組史上過去最高を記録。18日には番組史上4位となる9・1%を獲得した。同時間帯のトップを占める日も多い。

 一方、フジテレビの新番組「バイキング」は極めて評判が悪く、2%台まで落ち込んでいる。前出の関係者は「間違いなく、これまで『笑っていいとも!』を見ていた視聴者が『バイキング』ではなく、うちに流れてきてくれてます。4月に入って、理由もないのに2%くらい視聴率が上がりましたから。この時間帯では十分すぎる数字です」と満足そうだ。

 とはいえ、TBSも「ひるおび!」を除くと決して好調ではない。TOKIO・国分太一を迎えて立ち上げた朝の新番組「いっぷく!」が1%台になってしまうなど、むしろ極めて危ない状況。

「4月のある日なんて、天気予報しか10%を超えなかった日があったくらい。それぐらいヤバイのです。そんな中で唯一、健闘しているのが『ひるおび!』で、もはやTBSの心のよりどころとなっている」と別のTBS関係者。

 TBSにとって、「ひるおび!」は“最後のとりで”のような存在となっており、だからこそフジテレビへの感謝の気持ちは尽きないのだという。