ちっちゃいおっさん「不当解雇」等で元スタッフに提訴される

2014年05月02日 17時34分

元スタッフに提訴されたちっちゃいおっさん

 本紙がスクープした兵庫県尼崎市のご当地キャラ「ちっちゃいおっさん」(中の人・プロデュース会社代表)をめぐる“裁判沙汰”にさっそく動きがあった。不当解雇やパワハラ行為を受けたとして元スタッフのA氏が約400万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが2日、本紙の取材で分かった。提訴は5月2日付。

 

 訴状によると、「不当解雇」「賃金からの架空の経費控除」「ゆるキャラの人気投票にエントリーした際、スタッフに不正投票を強制し、不正に加担させた」などが不法行為にあたると主張。また、(プロデュース会社代表の)実弟であるスタッフへの日常的な暴力や、元女性スタッフに対するセクハラ行為なども不法行為にあたるとしている。

 

 おっさんは「兄弟なので、軽くどついたりすることはあるが、じゃれ合いみたいなもの。スタッフたちを怒鳴ったり、暴力をしたことはない。セクハラ行為も一切ない。

 

不正投票を指示したこともない」と真っ向から否定。不当解雇については「(A氏が)素行不良で注意しても改善されず、解雇せざるを得なかった」とやむを得ずの解雇だったと主張している。

 

 ゆるキャラ界初の騒動に揺れるおっさんだが、一方では超リッチ生活とトンデモ野望も発覚した。ある芸能プロ関係者は“ナゾの懐事情”に目を丸くしたという。

 

「彼は東京・目黒区内にある超高級マンションに住んでいる。飲み会などで『キャッシュで買った!』と言うんですけど、賃貸エリアなので完全に(話を)〝盛ってる〟とは思いますけど、それでも簡単には住めない。愛車もポルシェですし、そのマンションは売れっ子芸能人も多く住んでいることで有名ですから。『ゆるキャラって儲かるんだな』とビックリしました」

 

 おっさんは地元尼崎の宣伝活動や道徳を説く活動をしているが、自治体などの公的な支援のない非公認ゆるキャラだ。それだけに活動経費は年間約1000万~2000万円はかかるといい、楽に儲かる仕事ではない。ゆるキャラ界の“超売れっ子”千葉県船橋市の非公認キャラ「ふなっしー」なら分かるとしても、前出の関係者は「ゆるキャラの前はどんな仕事をしていたのかな、と不思議でした」と振り返る。

 

 さらに、あるテレビ局スタッフはおっさんが口にした意外な言葉に耳を疑ったとも。

 

「彼はテレビ番組があると、楽屋に来てとにかく芸能人と写真を撮りたがるんです。もちろん(着ぐるみを)脱いだ状態ですよ。えらいミーハーだなと思ったら『本当はゆるキャラじゃなくて、生身で出たい』と言い出して。ちっちゃいおっさんじゃなく、彼自身が芸能人になりたいみたい」

 

“野望”は“でっかい”ということか。