世界的パフォーマンスグループ「電撃ネットワーク」に、新メンバーの三井三太郎が加わることが30日、本紙の取材で分かった。元芸人の三井は「ワイド!スクランブル」などで芸能リポーター歴25年を誇る一方、元「オセロ」中島知子(42)の個人マネジャーを務めるツワモノだ。
 
 電撃は現在、MCの三五十五(52)が病気療養中。三五が復帰するまでの間、大食いリポーターで有名なパントマイマーの中村ゆうじ(57)、鉄拳(41)や鳥肌実、故桜塚やっくんらを世に送り出したIKKAN(43)らが日替わりで代役を務めており、三井も臨時メンバーとして期間限定で加入する。
 
 三井は三五と自宅が近く、飲み仲間として親交を深めてきた。「つい先日、三五を見舞ったらすごい元気で、30分しゃべりっぱなしだった。でも、舞台にはまだ立てない。何かお手伝いできないか、いてもたってもいられなくなった。その後、電撃のステージを見て感動した。言葉が通じなくても世界で勝負できるわが国で唯一無二の存在。僕も一緒に夢を追いたくなった」と三井は語る。
 
 三井と電撃には意外な縁もある。「電撃がデビューした『オールナイトフジ』(フジテレビ)のインパクトショーに、僕も『デラックス・コブラ』というコンビ名で、ものまねのダンシング谷村(52)と組んで出ていた。久々に共演できてうれしい」(三井)
 
 ギュウゾウ(49)は「三井さんはかつて『原爆ブラザース』というお笑いコンビで毒舌を武器にしていた〝要注意人物〟。リポーターになって芸風が変わったが、ステージであのころの狂気を再び見てみたい」と歓迎した。