14人組ダンスボーカルグループ「EXILE」による、新ダンスパフォーマーオーディション「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION FINAL」が27日、東京・日本武道館で行われ、新しく5人が加わった。
 
 昨年、リーダーのHIRO(44)がパフォーマーを引退。今回はEXILEの新時代を築くべく、新たにメンバーを加えようというものだ。
 
 1次審査に参加した約2000人から2次審査、合宿審査を経たファイナリスト11人が、この日の最終審査に臨んだ。11人の内訳は一般参加の5人と、すでに「EXILE TRIBE」として活動しているシード参加の6人。
 
 審査対象となった「ダンスバトル」や「PERFORMER’S PRIDE」「BOW & ARROWS」「I Wish For You」で、ファイナリストたちはこれまで積み重ねてきた練習の成果を披露した。
 
 さすがファイナルまで残っただけあって、現メンバーに劣らぬほどの高レベルなパフォーマンス。約1万人の観客からも大歓声が飛んだ。
 
 そして、いよいよ発表へ――。「僕自身緊張している」というHIROが読み上げたのは、シード参加から岩田剛典(25)、白濱亜嵐(20)、関口メンディー(23)の3人、一般参加から山本世界(23)、佐藤大樹(19)の2人の計5人となった。
 
 新メンバーはそれぞれ「最年少として全国に夢を与えたい」(佐藤)、「ステージに立って実感がわいてきました」(白濱)、「光栄です。一生忘れられない」(岩田)、「号泣しました。こんなに泣くとは思わなかった」(メンディー)、「やばいっす。ドッキリじゃないですよね」(山本)と喜びのコメントを発した。
 
 選考理由についてHIROは「人数は最初から決めていたわけではなかった。このメンバーなら新たなエンターテイナーとして可能性が広がるし、より強いEXILEになってくれると思う」と総括。
 
 ATSUSHI(33)によると「ファイナリストはみなレベルが高く、かなりモメた」という。それでも「一緒にダンスにかける思い」が決め手となって選ばれたようだ。
 
 今後、新生EXILEは、7月にニューシングルをリリースし、来年には単独ツアーが決定している。