お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建(41)と元プロ野球選手・山崎武司氏(45)が21日、都内で行われた「2014年度ジョージア魂賞 ファンミーティング」に出席した。
今年で5年目を迎える同賞は、ファンが選ぶ選手のベストプレーをたたえるもの。4月上期の「第1回ジョージア魂賞」には史上初となるプロ初打席、初球本塁打(ヤクルト・西浦直亨選手)など6プレーが候補に挙がった。
山崎氏は「ダルビッシュからホームランを打って(同賞を)いただいたことがあったが、それっきり。狙って取れるものではない」と苦笑い。さらに、最近のプロ野球に触れて「日本ハムの大谷は160キロ投げられる20年に1人の逸材。でも、打撃はあのレベルならいくらでもいる。二刀流の遊びはやめて、そろそろ投手に専念してもらいたい」などと語った。
続けて「今年はあのこと(一軍使用球の反発係数問題)があって打撃戦。投手には気の毒だが、ファンは面白いのでは。引退を1年早まった」と冗談を言いつつ「肩の荷が下りた。あんな大変なことは当分やりたくない」と本音を漏らした。
一方の渡部は「アマ野球が好きなので、ずっと見てきた選手がプロに上がる瞬間、親の気持ちになってグッとくる」とマニアックな思いを吐露。中日OBの山崎氏に「ぜひ、ドラゴンズのスカウトをやってほしい」と言われて、まんざらでもなさそうな表情を浮かべた。