ハリウッドで注目される異色の“イグーチ作品”

2014年04月18日 16時00分

左から井口監督、森永悠希、大野いと、山田裕貴、入来茉里、山本愛莉、お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎

 昨年の人気NHK朝ドラ「あまちゃん」でご当地アイドルを演じた大野いと(18)らが17日、映画「ライヴ」(5月10日公開)の完成披露試写会(都内)に登場した。

 大野が登壇するや、若いファンを中心に声援が飛ぶ。ただこの日、一番の声援だったのは、同作のメガホンを取った井口昇監督(44)。熱狂的ファンから「のぼる~!」と野太い声が浴びせられ、本人も「最初は小さい声援だったんですが、回を重ねるごとに大きくなってます」と恥ずかしそう。

 AV監督や舞台役者と並行し、本格的に監督業に乗り出した異色の存在。その独特の作風が「海外で大注目されている」とは、主に海外市場に映画を売り込んでいる配給会社の関係者だ。

「井口さんの作品は、とにかくファンキーなんです。すしがモンスター化して人を襲ったりするなど、日本人には思いつかない着想を映像化する。最近の日本人監督の中でも、破天荒度はナンバーワンですよ」

 聞けば、この「ライヴ」も既にハリウッドでリメークの話が進んでいて、「映画の公開は北米を含めたアジアなど。海外の映画関係者も“イグーチ作品”には注目している」という。

 そんな注目の監督いわく、「『ライヴ』は角川作品ということで、過去の偉大な作品へのオマージュと思っていた。(主役の)山田(裕貴)君なら松田優作さんをイメージしていた」。ただ、ヒロイン役の大野にも「やっぱり薬師丸ひろ子さんでしょうが、実は大野さんにも松田優作さんをイメージしていた」というから、やっぱりメチャクチャな監督だ。