藤岡弘、 日本の若者に危機感「国家存亡の危機」

2014年04月12日 15時23分

 俳優・藤岡弘、(68)が12日、都内の書店で著書「あきらめない」のサイン本お渡し会を行った。

 現在公開中の映画「平成ライダー対昭和ライダー」で38年ぶりに「仮面ライダー」本郷猛役を演じた。

「反響はすごい。手紙の山ですね。ライダーを通じ親と子の会話が増えたと聞きうれしい」と顔をほころばせたが、本の話になると途端に険しくなる。

 執筆のきっかけは日本に対する憂い。本でも語られた紛争地帯、難民キャンプなど世界各地の修羅場をくぐる中、夢や目標のない日本の若者の姿が目についた。

「内向きで、リスクを避けて生きている。義務を果たさず権利だけを主張する勘違いヤローも増えてきた。このまま国家存亡の危機、日本の未来はない」

 パソコンやスマートフォンに時間を浪費する内向きな風潮にも憤りを感じており、「あれはショッカーだ。外に出て実体験を積まなければならないのに、頭だけで分かったつもりになっている」とデジタル世代を断罪した。

 若者だけではなく、団塊の世代にもかつを入れる。

「われわれも命を張って真剣に前に向く姿を、若者に見せなければならない」と自身の世代にもライダーのようなヒーローへの“変身”を求めた。