劇団浪漫狂の舞台「キスしてほしい。」の公開ゲネプロ&会見が10日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた。


 隔離された病院内で繰り広げられる人間模様を描いた群像劇「キスしてほしい。」には、各ジャンルから出演者が集まった。お笑い界からは「レギュラー」とムーディ勝山(33)、アイドル界からは「バクステ外神田一丁目」の諸星あずなと楠ゆいが出演する。


“あるある探検隊”のレギュラーと“右から左に聞き流す”のムーディとはなんとも懐かしい面々だ。レギュラーの松本康太(34)は「あるある探検隊なんですが、芸能界を遭難しておりました。助けてくれた人(島田紳助?)もいろいろありまして…」とあいさつ。そこからは一発屋芸人3人で、久しぶりに表舞台に出てきたうっぷんを晴らすかのように、目一杯わいわいとやっていた。


 これを横で見ていた諸星は「本当に面白すぎる」、楠は「笑いすぎて涙が出ちゃう。小学校のときにずっと見ていましたから」とベタ褒めしたが、松本に言わせるとまったくのウソで、芸人の出番中にクスリとも笑った形跡はないという。


 舞台は10日から13日まで、同場所で。