週刊文春が2日、東京・六本木のニコファーレで、ニコニコチャンネルを使用した「週刊文春デジタル」の配信を開始したことを発表した。

 このサービスは、ニコニコチャンネルにあるブログとメールマガジン機能を持った「ブロマガ」でチャンネル登録(月額864円)をすると、毎週木曜の朝5時に配信される最新号を含む過去5冊分の特集記事が購読できるというもの。

 会見に登壇した株式会社文藝春秋西川常務取締役は「一見、水と油に見える文春とニコニコが手を組むことによって、新たなケミストリーが生まれると思い、今回の配信を決めました。このサービスを使って、新たな定期購読者の開拓ができればと考えている。10~20代が多いニコニコユーザーや、ゲームなどをしているスマホユーザーに週刊文春を突き付けることで、どんな反応が起こるのか非常に楽しみです」と語った。

 今後は記事配信以外にも、動画や生放送を使ったコンテンツの充実も図っていくという。