歌手・福田こうへい(37)が2日、同日発売の2ndシングル「峠越え」のヒットを祈願して、東京・台東区の浅草神社を参拝した。

 もともとサラリーマンだった福田は脱サラし、一昨年10月にリリースしたデビューシングル「南部蝉しぐれ」が大ヒット。昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」に出場しただけでなく、日本レコード大賞新人賞も受賞した。

 岩手県出身の福田とあって、「峠越え」には東日本大震災からの復興への思いを込めたという。

「復興に関する気持ち、自分も頑張るので皆さんも手を取り合って頑張りましょう、という気持ちを込めました。人の耳に残るように、しっかり歌ったつもりです」

 この日、浅草神社の桜は満開だった。「まだ(居住している)盛岡の方では、桜は咲いていない。全国的に『峠越え』というのを、ある意味で満開にしたい」と、デビューシングルに続くヒットに向けて意気込んだ。