日テレと復縁?タモリ「今夜は最高!」25年ぶりに復活へ

2014年04月02日 09時00分

1986年、「今夜は最高!」に出演したタモリ(中央)

 32年間お疲れさま!の次は25年ぶりに復活へ。31日、国民的人気番組「笑っていいとも!」(フジテレビ系)が8054回目の放送をもって32年間の歴史に幕を下ろした。司会のタモリ(68)の姿を見ることもなくなり、視聴者の“タモロス”も懸念される番組終了。そのタモリには、25年前にケンカ別れした日本テレビが懐かしの名番組「今夜は最高!」を復活させ、和解・復縁しようとしていることが分かった。

 

タモリお忍びでアルタ前に出没し「1人いいとも」?

 

 昼のレギュラー最終回には人気コーナー・テレフォンショッキングに本紙客員編集長のビートたけし(67)が出演し、長きにわたり、最後まで司会を務め上げたお笑い界の盟友・タモリに毒ガス表彰状を贈った。

 夜の「グランドフィナーレ」では明石家さんま(58)をはじめ、ダウンタウンとウッチャンナンチャン、さらにダウンタウンの松本人志(50)と共演NGと言われるとんねるずに、爆笑問題が登場するなど豪華な顔触れとなった。

 松本は「ネットが荒れる~!」と連発して盛り上げた。仲が良かろうが悪かろうが、一堂に会する――これこそがいいともパワー、タモリだからこそなせる業だっただろう。

 犬猿タレントたちの“雪解け”を演出したタモリだが、今度は自分自身の番かもしれない。なんと「二度と出ない!」とタモリが捨てゼリフを吐いたと言われていた日テレが、25年ぶりのレギュラー獲得に、猛アプローチをかけているというのだ。注目の番組は、テレビ界の黄金期を築き上げたタモリの音楽トークショー「今夜は最高!」だというから二度、びっくりだ。

「『笑っていいとも!』終了情報を早くからキャッチしていた日テレは、昨年末あたりからタモリ側に接触し、レギュラー出演してもらう新番組のオファーをかけていた。しかし、タモリは『知っているスタッフがいないから』と断ってきたんです。当初の出演交渉はかなり難航したそうです」(芸能プロ関係者)

 そもそも、タモリと日テレがたもとを分かったのは1989年のこと。

「『今夜は最高!』の演出方法を巡って日テレのスタッフと大ゲンカして『オレはもう二度と日テレのレギュラーは受けない』と宣言してしまった。タモリも頑固者ですからね。一度言ったら絶対に撤回しない。その後、今は亡き氏家齊一郎元会長の取りなしもあって、日テレ開局55周年記念特番『タモリ教授のハテナの殿堂?』に一度出演しましたが、やはり一回きりとの約束を盾にその後も日テレには出演していないです」(編成幹部)

「今夜は最高!」は、「いいとも」開始前年の81年スタートだった。その後、日テレのレギュラー番組は一本もやっていないのだ。

「当初は『笑点』の司会という方向で話が進んでいた。タモリも唯一、『笑点』には興味を持っていたんです。しかし、いくら高齢とはいっても桂歌丸師匠がまだまだピンピンしている。結局、タモリ側から『いずれ…』と言われてまたしても断られたんです」(同関係者)

 そんな引き気味だったタモリの心を唯一、つかんだのが、新番組ではなく「今夜は最高!」をリニューアルして復活させる案だったという。

「今回のいいとも最終回でタモリ人気を再認識した日テレとしては、遅くても今年の10月からは放送したいところでしょうね」(同関係者)

 テレビ朝日と視聴率争いでデッドヒートを繰り広げている日テレ。宿敵テレ朝は「ミュージックステーション」と「タモリ倶楽部」という2本の“タモリ番組”を持っている。加えて、「今夜は最高!」をかつてと同じ土曜の深夜枠でできればテレ朝の「SmaSTATION!」にぶつけられる。タモリとの25年ぶりの和解、「今夜は最高!」の復活は、視聴率3冠奪還に欠かせない大仕事なのかもしれない。