フリーアナウンサー中井美穂(49)が24日、都内で行われたゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」(29日公開)の試写会でMCを務めた。

 シャルル・ド・ボスコーニュ役を務めた浦井健治(32)と登場。中井は「出演」と言うところを「出場」と言い間違えてしまい浦井から「出演ですね」と突っ込まれた。

「出場」とは、夫の元ヤクルト監督・古田敦也氏(48)がいる野球界などスポーツの世界で使う表現。中井は頭をかきながら「(作品自体が)祭りみたいなので、出場と言ってしまいました」と訂正した。

 かつてフジテレビ全盛期に人気アナとして活躍していた中井らしからぬチョンボだったが、実は彼女、フリー転身アナの中では、かなりの勝ち組だ。

「同じフジ出身の後輩フリーアナ・高島彩みたいにゴールデン番組に出演したり、大企業のCMに何本も出たりして、年収1億円以上あるわけではない。だけど、悠々自適な生活を送っているよ。中井の仕事の半分以上は、彼女が大好きな演劇に関するイベントで司会を務めたり、演劇のコラムを執筆したりとか。あとはTBS系の『世界陸上』中継の司会を織田裕二とやるくらい」(テレビ関係者)

 それでも中井が食いっぱぐれないのは、「夫が現役時代に合計年俸30億円以上稼ぎ出し、貯蓄が十分あるから。引退した今も球界で影響力をもっていて、職には困らない。夫の支えがあるから中井は好きにやれるんだ」と同関係者。この日のMCも「中井さんが演劇関係が好きだから」(関係者)という理由でオファーされたそうだ。

 一時は仮面夫婦とささやかれたが、公私とも順調な雰囲気。ルックス同様、派手さはないが“隠れ勝ち組”とうらやましがられている。