AKB48からの卒業を発表した大島優子(25)が23日、千葉・幕張メッセでソロ握手会イベント「大島優子感謝祭」に登場。5~6月に開催される「第6回AKB48選抜総選挙」について、昨年1位を獲得したHKT48・指原莉乃(21)に「2連覇とか誰も成し遂げてないことをしてほしい」と期待感を込めた。
 
 囲み取材で報道陣から総選挙開催を振られた大島は「総選挙を見に行くかは分からないですけど、誰が1位になるか楽しみですね」と語った。 今年は立候補の資格がないため、昨年1位の指原にリベンジすることはできない。しかし、大島は「指原の2連覇とか誰もメンバーが成し遂げてないことをしてほしいですね。それで新たなAKB48が生まれてくれたらうれしいですね」と、さしこに総選挙史上初の快挙を期待した。
 
 この日のイベントでは、抽選で選ばれた6000人のファンを前に大島1人で卒業シングル「前しか向かねえ」や自身がセンターの代表曲「ヘビーローテーション」など全4曲をソロ歌唱した。
 
 卒業を控え、大島は「25年間で何かで1位になったことがなくて。皆さんの力で総選挙で1位を味わわせていただいた」。これからは、AKB48の大島優子とサヨナラして、個人の夢に向かう大島優子になる。「一緒に次のステージについてきてくれますか!」と絶叫し、涙をこらえながら「本当に今までありがとうございました。これからもお願いします」と語った。
 
 大島は今月29、30日に東京・国立競技場で卒業セレモニーを行い、6月2日の秋葉原の専用劇場での卒業公演をもって、グループを卒業する。