“上海のローラ”も来た! 20日から沖縄県内で行われている第6回沖縄国際映画祭のレッドカーペットイベントが21日、メーン会場である沖縄コンベンションセンターで開催され、過去最高の595人が歩いた。

 レッドカーペットには俳優の中村獅童(41)やお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(43)、芦田愛菜(9)、アイドルグループのNMB48などがファンの前に。その中で異彩を放っていたのは女優の叶梓萱(イェ・ズーシュエン=21)だった。

 推定Iカップの巨乳が今にもこぼれそうな胸元パックリのセクシードレスで登場すると、観客や報道陣から「あれは誰?」という声が、次々と上がっていた。吉本の担当者によると「中国で活動するタレントで、もともとはモデル。バラエティーでもおとぼけコメントをしたりして人気のある、日本でいうローラみたいな女の子です。最近、女優デビューしました」。中国国内の人気ランキングでも上位の売れっ子タレントだという。

 国際色も今まで以上に強くなった。叶の登場もあってか、中国メディアが多数参加。吉本の芸人に対してもコメントを求める姿が目立ち、平成ノブシコブシの吉村崇にいたっては、台湾の女性リポーターに「君、かわいいね!」と公開ナンパもしていた。

「今年は16の国と地域から70人が取材に来ました。昨年は14の国と地域から45人ぐらいだから、1・5倍以上。国際映画祭の名に恥じないよう海外にも力を入れていたので、素直にうれしいです」と、映画祭事務局関係者も満面の笑み。沖縄国際映画祭の規模と存在感は年々、大きくなってきているようだ。