お笑いタレント・明石家さんま(58)が司会を務めるMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(月曜午後11時53分~)が17日、茶屋町本社スタジオに移動し、最初の収録を行った。

 これまで、MBSスタジオ in USJで収録を行ってきたが、MBSの茶屋町本社の新社屋完成に伴い、スタジオを移動。スタジオが変わるとともにセットもリニューアルした。

 オレンジや黄色の原色を多用し、「メキシコにあるさんまさんの別荘を想像してイメージした」(担当者)という新セットになった。その新セットに早くも苦情を申し入れたのが、同番組のレギュラーの村上ショージ(58)だ。

「オレンジが苦手」という理由で面白い言葉が出てこないと説明してさんまを苦笑いさせ、「慣れるのに2~3年ぐらいかかりそう」と深刻な問題を語った。

 また、急性肝炎で入院していたショージは退院したばかり。復帰の際に「肝臓の数値は下がったが、笑いの数値も下がりました」と話していた。この日も数値は下がったままのようで「あと、1~2年したら絶好調になる。1~2か月じゃ戻ってこない」と完全復活に向けた厳しい道のりを語った。

 また、移動後初めての収録の内容は「MBSアナウンサー大集合SP」と題し、MBSのアナウンサー26人が集まり、アナウンサーならではのハプニングや裏ニュース、悩みなどを披露した。

 その中で上泉雄一アナの「娘が“ウザイ”しか言わない」という悩みを聞いたさんまは、娘のIMALU(24)とのエピソードを披露。

「娘がブラしてきた」とテレビで話した際に、IMALUから「そういうのホントやめてくんない」と怒られたそうだが、さんまはドヤ顔で「ウケた」と自己弁護。「(IMALUが)芸能界に入って(さんまの)すごさを分かってくれた。それが正解」とパパ嫌いの解決法を伝授した。

 収録の模様は4月7日に放送される。