人気アイドルグループ「AKB48」の大島優子(25)らが12日、さいたま市の浦和南高校で行われた卒業式の予行演習にサプライズで登場した。

 同校の吹奏楽部が13日の卒業式で、AKB48最新シングル「前しか向かねえ」を演奏することから、同校が関係者に「卒業生へメッセージを頂けませんか」と手紙を送り、日テレ系冠番組「AKBINGO!」のロケで実現した(25日深夜放送予定)。約900人の全校生徒の大歓声の中、メンバーたちは同曲のほか2曲をノリノリで披露した。

 自身の“プレ卒業式”になった形の大島は「私も卒業を目前にしているので、門出をお祝いできてうれしい。改めて自分も卒業するんだなと思った」と心境を語った。

 そんな大島といえば、卒業シングル「前しか向かねえ」の全タイプで、ジャケットの裏面をNMB48の山本彩(20)が独占したことに、ファンの間で「大島が次期センターに山本を指名したから」という声が噴出している。本当に大島の“意向”なのか?

 事情に詳しい芸能プロ関係者は「大島が指名したわけではないと思います」と語り、その理由をこう明かす。

「卒業シングルの裏面を見た大島が『え!? 全部さや姉(山本の愛称)じゃん!』と一番ビックリしていたんです。その後に『ちょっと何か理由があるんじゃないの?』と周囲をジ~ッと探る目をしていた。その姿に“隠してる”感じは全くなかった。大島自身の意向があったら、そんな反応はしないでしょうから」

 先月開催された「大組閣祭り」で山本は、大島がキャプテンとして率いてきたAKB48・チームKとの兼任も決定した。

 大島センターの代表曲「ヘビーローテーション」の次期センターも決まったムードだが、前出の関係者は「大島は事あるごとに山本を『グループを引っ張る人材』『さや姉は別格』と絶賛。そんな姿を見た運営サイドが“指名”したと思う。大島が直接指名したわけではないでしょうが、きっとセンターを務めることになる」と推測した。